つくった理由
毎朝のコーディネートを考えるのは、意外と大変です。特に女性は、手持ちの服の組み合わせを毎日考えるのに苦労している方が多いと感じていました。
クローゼットには、しばらく着ていない服が眠ったまま。それなら、着ていない服をひと目でわかるようにして、売って必要な人に届けたい。パーソナルカラーや骨格に合う服でコーデを組みたい。お気に入りのコーデは、SNSで気軽にシェアしたい。そんな「あったらいいな」をまとめて形にしたのが KiruKa です。名前の「キルカ」は、「今日これを着るか?」「着ないなら売るか?」の2つの問いから付けました。
もうひとつの目的は、AIを「おまけの機能」ではなく、アプリの中心に据えたときにどこまでできるかを確かめることです。写真の読み取り、コーデの提案、出品文の作成と、性格の違う3つのAI機能を、費用を管理しながら1つのアプリに組み込みました。
小さなところでは、「この服、いつクリーニングに出したっけ?」を記録できる機能も入れています。
できること
写真1枚で自動登録
服の写真から、AIが種類・色・柄・素材・季節を読み取って登録。まとめて何枚も登録できます
毎朝のAIコーデ
地域の天気、パーソナルカラーや骨格などの似合うタイプ、曜日やカレンダーの予定に合わせて、手持ちの服からコーデを提案します
1回あたりのコスト
服ごとに「買った値段 ÷ 着た回数」を計算。コーデを着ると1回あたりがいくら下がるかも表示します
着ない服を、お金に変える
しばらく着ていない服を「売却候補」に。「キルカ?ウルカ?」カードで1着ずつ「着る/売る/残す」を決められ、フリマ用の出品文もAIが下書きします
SNS用のコーデ画像
作ったコーデを、Instagram・ストーリー・Pinterest に合う3つの大きさ・3つのデザインで画像にできます
安心して使える設計
服の写真は本人だけが見られる場所に保存し、写真の位置情報は削除。名前やメールアドレスはAIに送りません
画面
スマホ表示
スマホでは、画面下のタブで移動できます。ホーム画面に追加すると、ブラウザの枠なしで、アプリのように起動します(PWA)。
つくり方
Laravel(PHP)でサーバー側を、Vue 3 と Inertia.js で画面を作っています。ページの切り替えはアプリのようになめらかにしつつ、データの取り扱いはサーバー側にまとめる構成です。ログインには、メールアドレスに加えてパスキーにも対応しました。
AIの部分は Laravel の AI 用の仕組み(Laravel AI SDK)を使い、Anthropic 社の Claude につないでいます。写真の読み取り・コーデ提案・出品文の3つで、機能ごとに使うAIのモデルを選べるようにし、ひと月に使うAIの費用に上限を設けて、使いすぎを防いでいます。天気の情報は Open-Meteo から取得しています。
設計・実装・レビュー・不具合の調査には AI(Claude)を併用しました。動作の確認は自動テスト(320件)と実際の画面で行い、公開前には本番と同じ MySQL でテストを通し、その途中で見つかった不具合も直しています。
公開はレンタルサーバーで行い、紹介ページ(LP)の構成・文章・デザインも、AIと相談しながら作りました。
こういうものを、作れます。
「自分の仕事だとこう使えそう」が浮かんだら、その段階でご相談ください。実現できるかどうかからお答えします。